川崎溝口を中心とした薬局・ドラッグストア - 灰吹屋薬局 -

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灰吹屋の歴史

弊社の創業は今を遡ること300年以上前、江戸時代中期の寛文年間に北伊勢の国(現在の三重県)より江戸に上り、種々雑多な商品を扱ういわゆる“萬屋(よろずや)”として、東京四谷にて萬屋弥宗兵衛を名乗り商いをしたところに端を発します。

その後、弊社の創業者である一代目仁兵衛が、同じく東京四谷にあります総本家灰吹屋(延宝2年 1674年 創業)より暖簾(のれん)分けして頂ました。そして、その一代目仁兵衛が、江戸から厚木に至る大山参りの旅人の往還で賑わう大山街道・溝口にて、新たに開店した灰吹屋薬種店が現在のハイフキヤドラッグの礎となっており、この江戸時代 明和2年(西暦1765年)の創業を灰吹屋薬局の創業と位置づけています。今から250年前のことです。

地域と灰吹屋 当時から、江戸には北陸富山からの薬売り業者が行商に来ていたそうですが、灰吹屋が誕生した後、ここ溝口では薬売り業者の名は聞かなかったほどだと伝わっています。それほどまでに仁兵衛が作る薬は評判で、「灰吹屋の生薬はよく効く」と、大山街道を往来する旅人が口々にそんなウワサをし、地域の方はもとより、瀬田、神奈川、小杉や登戸などといった遠方からもお客様がいらして下さったということです。

また三代目仁兵衛は、玉川老人亭宝水と称し、あの松尾芭蕉の門下生として俳句をたしなんでおりました。文政12年(西暦1829年)には、溝口にある興林山宗隆寺に句碑を建立しています。その句碑には

世を旅に代(しろ)かく小田の行きもどり -芭蕉-

という芭蕉の書いた俳句が刻まれています。機会があれば、是非ご覧になってください。

そして現在へ その後、八代目店主となる鈴木愛之助により、現在の灰吹屋の基礎が作り上げられました。というのも愛之助は大山街道でも珍しい店蔵を作った人物で、この蔵は建造以来、昭和35年の薬事法の改定まで店舗として営業を続けたものです。今では店舗としては使ってはおりませんが、倉庫(蔵)として残され、灰吹屋の歴史を示す、大山街道のランドマークの一つになっているものです。


創業の江戸時代から明治維新を迎え、明治、大正、昭和と時代は流れ、太平洋戦争を潜り抜け、灰吹屋はそのシンボルでもある蔵と共に、今なお川崎・溝口を中心に店舗展開を続けています。今後も地域の皆様に愛され、お役に立てるドラッグストア・調剤薬局として、頑張っております。

沿革
1765年 (江戸時代中期) 灰吹屋薬局本店創業
1950年 (昭和25年) 溝口駅前店 開設
1976年 (昭和51年) 宮前平店 開設
1981年 (昭和56年) 宮崎台駅前店 開設
1989年 (平成 元年) 配送センターオープン
1993年 (平成5年) 宮前平店リニューアルオープン
1993年 (平成5年) ドラッグ溝口店 開設
1993年 (平成5年) 鷺沼店 開設
1995年 (平成7年) 読売ランド店 開設
1995年 (平成7年) 高津本店調剤薬局 開設
1997年 (平成9年) 溝口駅前店がノクティプラザ店として移転
ニューアルオープン
1999年 (平成11年) 薬局溝口店 開設
1999年 (平成11年) 高津駅前店調剤薬局 開設
2000年 (平成12年) 宮崎台駅前店移転リニューアルオープン
2001年 (平成13年6月) 読売ランド店移転リニューアルオープン
2001年 (平成13年10月) 高津本店・調剤薬局移転リニューアルオープン
2003年 (平成15年8月) 読売ランド店調剤薬局 開設
2005年 (平成17年10月) 高津駅前店調剤薬局移転リニューアルオープン
2010年 (平成22年6月) 宮前平店リニューアルオープン
2010年 (平成22年9月) 宮前平店調剤薬局 開設
2010年 (平成22年11月) ノクティ店 開設
2010年 (平成22年12月) ノクティ店調剤薬局 開設
2014年 (平成26年1月) ハナミズキ店調剤薬局 開設
2014年 (平成26年1月) 高津西口店 開設
2017年 (平成29年5月) 高津二子店調剤薬局 開設
2018年 (平成30年8月) 溝ノ口駅前店リニューアルオープン
2019年 (令和1年10月) 高津西口店調剤薬局 開設

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